パンク・バンドながら良質なパワー・ポップ・バンドとしても語られるSUGARCULT。 メンバーがガッツ・ポーズをしながら登場し、一発キャッチーなキメのメロディーをプレイするがすぐにストップ。オーディエンスを焦らしに焦らして、ヴォーカル・ティムの「トーキョー」の一声と共にラウドに再開! これでもう会場は一気に盛り上がり、その後はキッズのハートを掴みっぱなしだった。メロディアスなナンバーの時は会場から大合唱が沸き起こり、ポップ・パンク・ナンバーでは「オイ!」の掛け声があがる。「オレはシュガーカルトだぜ!」と片言の日本語を披露した後にプレイした、ハードなリフを持つメロディック・パンク・ナンバーで最もダイヴが起こり、本編のクライマックスを迎えていた。もちろん、彼らにとってお馴染みの、ラウドにカヴァーしたビートルズ「ハード・デイズ・ナイト」も披露!! ツイン・ギターを駆使し、ポップでエモーショナルなパンク・チューンをプレイしたSUGARCULTは、PUNKSPRINGのプログラムの中でもひときわ輝いていた。

SET LIST
○STUCK IN AMERICA
○DEAD LIVING
○CRYING
○MEMORY
○YOUR'E THE ONE
○WHAT YOU SAY
○PRETTY GIRL
○HARD DAY'S NIGHT
○BOUNCING OFF THE WALLS