アメリカ西海岸が産んだオレンジ・カウンティの“種馬”ならぬ“シマウマ”、ZEBRAHEADが遂に登場! 待ちに待った彼らのステージだけに、会場は後方までギッチリの超満員。彼らへの期待値の高さが伺われた。 オープニング、暗闇の中に片腕を上げうつむきながら仁王立ちしたグレッグにファンから大歓声が巻き起こる。すぐさまファストでラウドなパンク・サウンドが放たれ、大きな音の塊となってキッズ達を直撃! 会場全体に拳が上がり、この一瞬で会場は早くも沸点寸前となった。それでもメンバー達は速度を緩めることなく、ゴリゴリのスピード・パンク・ナンバーでオーディエンスを煽りまくる。アリが「オマエラサイコー」と言うと、高速ラップでカヴァーしたスパイス・ガールズの「ワナ・ビー」を間髪入れずにプレイ。オープニングからまだ10分程度なのに、そんな振り切れたパフォーマンスを見せるなんてスゴ過ぎ!! お約束の下ネタの後に続く、超高速ラップとメロディアスなサビが融合したゼブラヘッド節炸裂のナンバーでは会場全体がモッシュの嵐となった。ステージ上ではジーンズがずり落ちる程アリが大暴れし、オーディエンスに「F○CK」と言わせ下ネタを盛り込むことを忘れないワルガキっぷりも健在。やっぱり彼らのライヴはこうでなくっちゃ!

SET LIST
○BROADCAST TO THE WORLD
○RESCUE ME
○INTO YOU
○JAGOFF
○RATED U FOR UGLY
○HELLO TOMORROW
○POSTCARDS FROM HELL
○PLAYMATE OF THE YEAR
○ANTHEM
○THE SET-UP